「ココロキット」と規定の材料をつかって、基本ロボットをつくっていきます。
「前進」+「旋回(Uターン)」+「前進」という動きでピンポン玉を集めるロボットです。
●準備
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ココロキットを用意します。端子のL…Left(左)、R…Right(右)と書いてある向きを確かめて、ロボットに貼りつけます。※右の端子がロボットの右側にくるように!
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コントローラーの電池ボックスにつないでいた 右側のモーターから伸びているコードを、ココロキットの右側のコネクタに差しかえます。
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コントローラーの電池ボックスにつないでいた右側のモーターから伸びているコードを、ココロキットの右側のコネクタに差しかえます。
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長さの余るコードは結んでおきます。
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同様に、左側のコードもコントローラーからココロキットにさしかえます。
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向きに気をつけて電池を入れかえたら準備オッケーです!
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ココロキットの電源を入れておきましょう。
ロボットが進むか確認しよう!
1.記事を参考にココロキットとプログラミングをする端末をリンクさせます。
2.接続ができたら、モーターが正しい向きで回るかを確認しましょう。
「ココロキット」>「右のモータを回転」のブロックをつかいます。
3.「右のモータを回転」のブロックを2つつなげ、片方を「右→左のモータを回転」に変更します。
4.「右のモータを止める」ブロックも用意しておきましょう。
(同じように2つつなげて片方を「右」→「左」に直しておきます)
5.「モータを回転」ブロックをクリックして、ロボットのタイヤが動くか確認してください。
タイヤが反対方向に回ってしまう場合、モーターのコードをココロキットにさす向きを裏返しにさし直してみましょう。
6.「モータの回転を止める」ブロックをクリックすると、ロボットが止まります。
次からいよいよプログラミングを組み合わせて、ロボットを自動で動かしていきます!
ロボットを前進させよう!
今使ったブロックで、ロボットが自動で動くようにプログラミングをしていきます。
7.「制御」>「1秒待つ」ブロックを「回転」ブロックの下につけます。
これは次の指示まで1秒間同じ動きをするためのブロックです。(秒数は自由に変更できます)
8.「モータを止める」ブロックをその下に組み合わせます。
9.「イベント」>「旗が押されたとき」ブロックを一番上につけます。
画面右上の籏がこのプログラミングソフトの基本のスタートボタンです。
これで、○で囲んだ旗をクリックすると、ロボットが自動で1秒間前進して止まるプログラミングができました!
これで基本の第一歩!次はロボットをバックで動かしてみましょう!
ロボットを前進+後退させよう!
10.ロボットを後ろ向きに動かすには「ココロキット」>「モータを逆回転」ブロックを使います。(「回転」ブロックと同様に2つ組み合わせて片方を「右」→「左」に変更)
11.制御>「1秒待つ」ブロックを間に入れて、ブロックをつなぎます。
これで、1秒間前進+1秒停止+1秒後退のプログラミングができました!
旗のボタンをクリックしてロボットを動かしてみましょう!
ロボットを旋回させよう!
ロボットを旋回(Uターン)させてみましょう!
旋回の方法はふたつあります。自分のロボット、フィールドに合わせた方法を選びましょう。
(1)片方のタイヤだけを動かして大回りする方法
「右のモータを回転」+「1秒待つ」+「モータを止める」ブロックで旋回させることができます。
「1秒待つ」ブロックの秒数を変更することで、ロボットをどれくらい旋回させるかを調整できます。
(2)片方のタイヤを前に回転、もう片方のタイヤを逆回転して、その場でターンする方法
「右のモータを回転」「左のモータを逆回転」+「1秒待つ」+「モータを止める」ブロックで旋回させることができます。
「1秒待つ」ブロックの秒数を変更することで、ロボットをどれくらい旋回させるかを調整できます。
まっすぐ進んで旋回して戻ってくるプログラミングをつくろう!
これまで使ったブロックを組み合わせてみましょう。
まずまっすぐ進むための「回転」、ココロキットはモーターを急に逆回転にできないので一度
「モータを止める」ブロックを入れます。そして旋回のための「右のモータを回転」「左のモータを逆回転」、「モータを止める」、またまっすぐ進むための「回転」、最後に「モータを止める」
これが基本のプログラミングになります!
※うまく進みにくい場合は、「モータを100で回転」の数字部分(回転率)を調整してみましょう。
モーターはそれぞれ回転数が違うので、調整が必要です!
※「1秒待つ」の秒数も調整して、課題を解決するロボットをつくりましょう!
基本ロボットと基本プログラムを調整・工夫してキミだけの自動ロボをつくろう!
課題にチャレンジして、競技会に応募してみてね!